安全対策


安全に対する取り組みで最も大切なことは本人の自覚です。そのうえで業界では、安全対策として基本動作の確認や「キーロック方式安全ロープ」を導入しています。

鉄塔に登るときは安全宣誓文「誓い」を読み上げ、さらに気を引き締めて作業を開始します。事故は必ず「慣れ」や「慢心」から起こります。常に初心を忘れず、基本に忠実に作業をします。

キーロック方式安全ロープは2点の取り付け位置のうち必ず1点にロープが固定される装置です。これにより、ロープを切り替えて移動するときでも命綱がない状態になりません。

鉄塔を登るときは垂直のロープにロリップという安全装置を付けて登ります。登る方向には滑りますが、下方向に大きな荷重がかかるとブレーキをかけて安全を確保します。