鉄塔塗装工

送電鉄塔は一度立ててしまうと、常に電気を通すため簡単には建て替えることができません。長い年月を経た鉄塔部材(鋼材)は、メンテナンスをしないと錆が生じてしまいます。腐食を防止し、長く安全に鉄塔を利用するために行われるのが鉄塔の塗装です。

地上40メートルでの塗装作業

電波塔の無足場工法

従来は足場を組んで塗装をしていたため、電波塔の塗装は準備に多くの時間とコストが掛かりました。そこで、足場を組まない塗装工事用ブランコによる工法で作業を短縮。安全性と経済性を備えた新工法です。



鉄塔塗装は塗料の飛散を防ぐために、多くはネットで養生した中での作業となります。はじめに「素地調整(ケレン)」と呼ばれる重要な作業があります。サンダーやケレン工具を使い、錆や付着物を落とします。続いて塗装をすることで鉄塔の劣化を防いでいます。

鉄塔塗装も高所作業ですので、安全対策は徹底します。

塔上ではチームワークが大切です。声をかけあって和気あいあいの中でも、凛とした緊張感を持って作業をします。


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